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専用カメラを使用した隠蔽部や高所施工の建材確認

内装下地の内側の確認について

 建築物のアスベスト調査時には、内装下地の内側についても確認する必要があります。壁材の内装下地の確認をする際に、建物の解体前の事前調査時に破壊調査が可能な場合には、ハンマーなどで内装材を破壊して確認が出来ます。しかし、建物使用時でのアスベスト事前調査となった場合には、ハンマーなど破壊して確認することが出来ないケースが多くあります。

 

 当社では、破壊調査が困難な調査際には、壁や天井に小さな穴を開け、マイクロスコープを差し込み内装下地の内側の確認をさせて頂いています。

高所施工の建材の確認について

体育館や倉庫、工場などのアスベスト調査に行った際に、天井が高く目視確認できないケースがあります。当社では、高い天井の確認調査に対応した専用のカメラを使用して調査を行っています。また、建物の屋上に登るのが難しい場合にも、専用のカメラで屋上の施工状況を確認しています。 

某体育館の天井の屋根裏に施工されている断熱材の施工を専用のカメラで撮影した様子。

現地調査におけるアスベスト建材の網羅的な把握の重要性

 解体前の事前調査においてはアスベスト含有建材の使用状況を網羅的に把握し、建築物の解体や改修工事作業を行う際の労働者の健康被害を防止する必要があります。

そのため、調査時には内装下地の内側、外観では直接確認出来ない部分、高所の施工建材についても確認する必要があります。

 

 当社では、事前調査時にはアスベスト建材の使用状況について、専用のカメラなどを使用して網羅的なアスベスト建材の把握に努めています。

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