アスベスト調査・アスベスト分析

 当社で取り組むアスベスト業務は大きく分けると、建物内を専門技術者である建築物石綿含有建材調査者による把握を行うアスベスト実態確認調査・解体前アスベスト事前調査、アスベストの有無を判断するためにAランク認定技術者によるアスベスト分析になります。


アスベスト事業-目次-


 アスベスト(石綿)とは、天然に存在する鉱石から作られた繊維状けい酸鉱物で、「せきめん」「いしわた」とも呼ばれます。

 アスベスト繊維は、われわれの目で見えない程、極めて細い繊維からなっています。そのため、アスベスト繊維が空気中に飛散すると、浮遊しやすく、人に吸入されると肺胞に吸着しやすい特徴があります。また、アスベスト繊維は丈夫で変化しにくい性質のため、肺の組織内に長く滞留することになります。この体内に滞留した石綿が要因となって、肺がん、悪性中皮腫などの病気を引き起こすとされています。


アスベストは高度経済成長期に建設された学校、病院、福祉施設、公共施設、公共住宅などあらゆる建築物に施工されている可能性があります。

山梨県内はもとより、群馬県・長野県・神奈川県・東京都・埼玉県・静岡県まで調査可能です。当社では調査経験豊富な「建築物石綿含有建材調査者」による実態調査、解体前事前調査をアスベスト分析を含めて実施しています。

特殊建築物定期調査や不動産取引、労働安全衛生対策に関わる実態調査、改修時や解体時に実施する建築物や工作物のアスベスト事前調査の実績を保有しています。

 

調査対象建材 レベル1・レベル2のみ



 アスベスト(石綿)の飛散による健康被害については、社会的に強い関心が寄せられています。建築物等の解体・改修工事にあたっては、大気汚染防止法の規定により事前に吹付け石綿、石綿含有の断熱材、保温材、耐火被覆材、その他成形板のアスベスト有無を調査することが義務付けられています。また、石綿障害予防規則の第3条の規定より、建築物・工作物の解体や改修等を行う際には、石綿の使用の有無の事前調査が義務付けられています。 

調査対象建材 レベル1・レベル2・レベル3まで

アスベスト解体前調査写真
アスベスト解体前調査写真


JIS A 1481に基づいたアスベスト建材分析を確かなレベル、短納期で提供しています。アスベスト分析はアスベスト実態調査後の確認、解体前アスベスト事前調査後の確認の際に実施します。

石綿技術指針の偏光顕微鏡修了者が在籍しています。

またアスベスト採取においても石綿作業主任者や建築物石綿含有建材調査者による採取を実施しています。判断、安全・正確なアスベスト採取と正確、短納期なアスベスト分析に取り組んでいます。

アスベスト(石綿)分析 山梨
アスベスト(石綿)分析画像


最近問題となっている建築物等の外壁の仕上塗材に使用されている建築用仕上塗材に、アスベストが含有するもがあります。

仕上塗材(リシン等吹付工法のもの)は建材の含有部分によって、届出要の可否の判断、除去工法選定と除去費用が変わります。

当社ではアスベストが仕上塗材のどの部分に含有しているかまで分析し判定します。

山梨アスベスト(石綿)外壁仕上塗材 
アスベスト(石綿)外壁仕上塗材


アスベスト対策事業において

調査 25万/100%

除去等の措置 400万 2/3

まで利用できる大変お得な補助金制度があります。

いずれも建築物石綿含有建材調査者の関与必要となります。市町村によって支給金額、アスベスト分析のみやアスベスト確認調査を含むなど、条件が異なることがありますのでご気軽にご相談下さい。



 煙突内部施工されている、断熱材の施工状況を確認出来ます。煙突断熱材に使用されているアスベストは、劣化状況にあると隣の部屋、通路までアスベスト繊維が飛散し暴露する可能性があります。

煙突断熱材が劣化状況にある場合には、飛散防止対策が必要になります。

煙突内アスベスト劣化確認調査


 アスベストに関する法律は、主に厚生労働省の石綿障害予防規則、環境省の大気汚染防止法と廃掃法、国土交通省の建築基準法があります。その他にもアスベストに関わるマニュアルや指針なども紹介しています。

 また、過去のアスベスト飛散事例なども合わせて紹介しています。

煙突内アスベスト劣化確認調査


アスベスト調査・アスベスト分析依頼書類

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アスベスト分析依頼書
ご依頼時に空欄部分の記入をお願いいたします。
分析資料送付時に添付もしくはメールに添付をお願いいたします。
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アスベスト建物調査依頼書
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